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          マックスビスタニュース 8月25日号 2003年

 

 TEL : 03-3780-0468 FAX : 03-3780-5468

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 ◎今号の目次

 1.続々発表!10月以降のヨーロッパ行き航空券 

 2.世界の新幹線 VOL.1 ”ドイツ”

 3.根岸の「欧州の車窓から」

 

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 1.オーストリア航空、スカンジナビア航空、スイスエアラインズを皮切りに

   10月以降の料金が続々と発表されております。お安くヨーロッパへ!

   なんて方にはこれからが絶好の時期です。

   年末年始に旅行を考えられている皆さん、今からの予約は決して早過ぎ

   ません。お早めに計画を立ててくださいね。

   ホームページでは料金が発表された航空会社から随時アップしていき

   ますのでこまめにチェックしてみてください。

  

 

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 2.ヨーロッパには世界のトップクラスの高速列車が勢ぞろい。海底トンネルを

   越えてフランスとイギリスを結ぶ「ユーロスター」や深いワインレッドがおしゃれ

   な「タリス」など・・・。

   洗練された色やフォルムは見ているだけでも楽しいですが乗ってみるとその

   スピードはもちろん、その広々とした車内の快適さ、充実した設備に驚かされ

   るはずです。

 

   今号はドイツの高速特急 「アイ シー イー」 ICE

   正式には「インターシティエクスプレス」の略。1991年以来、着実にドイツ国内

   にネットワークを広げ、最近では ICE3 によるケルンとフランクフルトを結ぶ

   高速新線やケルンとオランダのアムステルダムを結ぶ国際ルートが開業。

   ドイツ国内ならどこへでもICEが利用できるほど便利になりました。

   

   {主要な運転区間}スタンダードクラス片道料金

   フランクフルト/ケルン:7,100円

   ケルン/ベルリン:10,600円

   ベルリン/ハンブルグ:6,700円

   ハンブルグ/フランクフルト:10,800円

   ※座席指定料金は含まれておりません。

 

 

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 3.根岸の「欧州の車窓から」

 「『昭和』に戻る1日」

 今回は少し趣向を変えて・・・・

 

8月は様々な形で「昭和」を意識する1月です。

 6日の広島、9日の長崎の原爆平和祈念日と15日の終戦=敗戦の日、そして私

 事ながら12日の祖父の命日とちょうどその1年後に起きたJAL123便の墜落事故。

 

 先日休みの日だったのですが、色々な意味でその昭和という時代にタイムスリッ

 プしてきました。勿論本物のタイムマシーンはドラえもんがもう少し頑張ってくれな

 いと実現化しそうにないので、あくまでも疑似体験でしたが.....。

 

 まず昼下がり。ロンドン時代の友人で下手すると私と1文字違いのY君がようやく

 就職活動も終了し、演出助手として芝居の手伝いをしているということで大塚まで

 行ってきました。芝居なんてこれが3回目で、しかも日本語は初めてなので

 (最初はW・シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』、2回目はロンドンで "We

 will Rock You")、どんな感じになるのか少々恐る恐るでしたが。

 内容は戦中・戦後の混乱期を描いた作品。友人Y君も「重いテーマ」と言っていた

 ように犯罪を主眼においたものなので怒号・涙が入り混じる暗い雰囲気。

 それでも戦後史に興味がある自分にとっては非常に勉強になった作品でしたし、

 「混乱期」というものを非常によくあらわしていると思いました(勿論自分はこの時

 代生きているわけがないのですが)。

 

 これはこの日感じた昭和の「暗」の部分。昭和は「明」よりもこの「暗」の方が圧

 倒的に多い時代ですが、戦後の中での「暗」はやはり終戦直後の混乱期が一番

 際立つと思います。

 この劇でいくつか印象に残った台詞の1つとして『日本はアメリカに負けたのだ』

 というもの。この台詞戦中・戦後を生きてきた母(現存して今日も鉢巻2つして

 家事に追われています)が時々口にする言葉と全く一緒。そしてなんでもかんで

 もアメリカに追随せざるをえない現状の大本の本心を突く言葉でもあります。

 

 ちなみに帰りはどうもその昭和の雰囲気を感じたくて、ちょうど大塚を通る都電で

 ガタゴトと王子まで行きました。さらにさらに何を思ったのか京浜東北線にして

 2駅の赤羽までバスを使う変人1名。まあこれにはちょっと理由があるのですが、

 ここでは避けます。

 

 続いて夜。

 皆さん。最近モスクワなどで戦前の東京や日本を映した「カラー」フィルムでの映

 像が発見されたことをご存知でしょうか?NHKで予告編をやっていたのですが、

 この本編の前半をこの日の夜に放映されたのでついつい見てしまいました(日

 曜日の夜は次の日のために早く寝るようにしているのですが)。

 そこに映されているのは確かに戦前。戦争と言う暗い影がちらつく前のほんの

 一瞬の時代のようでもあります。

 

 上で「カラー」と強調したのは、私もそうですし皆さんもそうかと思いますが、親や

 その上の世代が映っている写真やニュースなので流れる映像は全て白黒か

 セピア。それはそれで趣はあるのでしょうが、「カラー」を作り出すことがどれほど

 難しいか知らなかった小さい頃(今でも分かっているとは思いませんが)は「昔は

 全てが黒だったのだ」と思っていたものです(今でも本当は世の中白黒だったの

 ではないか?と疑います。本当です)。

 だが公開された映像はその考えを哀れなものと断言できるほどの美しい我らが

 祖国日本の情景でした。特に印象的だったのは着物の染色と桜のピンクの

 素晴らしさ。やはり日本は美しい国であると再実感させて頂きました。

 ヨーロッパがいいと毎度毎度唸っている私ですが、その考えや概念の根幹は

 この祖国の情景の基に成り立っているのだなと2年くらい前から感じています。

 

 ちなみにこの映像集。その後秩父宮のロンドン&ベルリン歴訪や戦争の時代を

 映していくのですが、驚かされたというか、妙に納得した、という微妙な映像、

 そして建造物がありました。1つはロンドンのバッキンガム宮殿。もう1つはパリ

 のエッフェル塔。前者はジョージY世の戴冠式に出席した時のもの、後者は

 アドルフ・ヒットラーがパリに凱旋しシャイヨー宮付近からエッフェル塔を眺めて

 いるものでした。

 

 何故この2つに違和感という言葉のもとに驚きをもったか。しばらく考えて出た答

 えが、「地震」というものの存在。当たり前と言えば当たり前 欧州には地震が

 ないのです。だから鉄骨で組もうが石造りにしようが被害はないのです。

 その点日本は言わずと知れた地震大国。私が大学受験を控えた年に起きた

 関西大震災は、大丈夫と言われ現代建築の最高水準の技術をもって建設され

 た高速道路さえも飴のように捻じ曲げました。

 ましてや古い建物はほとんどがもろくも崩れていきます。あの映像が撮られた

 時期に日本で建てられた、もしくは建てられていたもので今でも残っているのは

 欧州との相対的な数の比率ではそれほど多くないのでは?と思います。

 

 ロンドンとパリにある2つの建物。修復が行われ決して当時とは同一と言うこと

 はありえませんが、まさに自分の目で見てきたものとほとんど変わっていなかっ

 たことにえもいわれぬ驚きがあったのは面白い感覚でした。

 そして当時の著名人が立った、立っていた場所に自分も立つ。そうすることに

 よって先人たちと同じ景色を見ることができ、もしかしたら彼らが取った行動の

 深層心理を共有できるかもしれません。そして嬉しいかな そういった場所が

 ヨーロッパには今でも沢山残されています。

 

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