ヨーロッパを鉄道で旅する楽しさがわかる!トラベルライター

なつきさんはこの春から社会人デビューしたばかり。大学を卒業する前に春休みを利用して「クロアチア」「オーストリア」「チェコ」の3カ国を鉄道で旅しました。
今回のヨーロッパ旅行は人生で初めての一人旅。街で出会った人々、鉄道旅の魅力、グルメ情報を得意のイラストを使ってコラムにまとめてくれました。

なつきさんの旅の歩み
クロアチア ドヴロヴニク 憧れのジブリの世界へ
スルジ山 山頂
スルジ山山頂から見るドヴロヴニクの街並み

『アドリア海の真珠』と称されるドヴロヴニクを一望できるスポットです。ジブリ作品「魔女の宅急便」、「紅の豚」のモデルになった街とも言われている素敵な風景が広がっています。

旧市街地散歩

路地のひとつひとつがどこをとっても絵になる街です。
みんなパンを食べながら歩いてるから私もクロワッサンを買っておさんぽへ♪

旧市街の入り口。横に広がるのは、およそ2000mの城壁。ここから散歩スタートです。

ピレ門からプラッツェ通りという旧市街の目抜き通りをまっすぐ歩いたところ。カフェやショップがたくさん。テラス席ではお昼からビール。

旧市街で楽しいのはやっぱり路地裏さんぽ。洗濯ものが干してあったり、色とりどりの花瓶が置かれているお家も。私のお気に入りの路地裏はここ。階段をのぼったところに黒猫ちゃんが!?ジジに会えた気分。

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クロアチア スプリット 朝便の列車に乗ろう
旧市街のパン屋さん

角を曲がればまた1軒…というくらい旧市街にはパン屋さん。地元の人に愛される古き良き小さなお店から最近OPENしたばかりのオシャレなパン屋さんなどなど。

夜の大聖堂

ディオクレティアヌス宮殿の敷地内で最も見ごたえのある聖ドムニウス大聖堂。
ぺリスティルの西側に位置し、八角形をした高い壁が特徴的な建物です。

青空市場

スプリットの旧市街を囲む城壁の外の東側に青空市場があります。
英語を話さない地元のおばあちゃんが売っているブースなどが多いので「ドブロ・ユテュロ」(おはよう)、「コリコ・コシュタ」(いくら?)、「フヴァラ」(ありがとう)の3フレーズを覚えてから出かけましょう。

列車:ICN(インターシティ・ナギヴニ) ザグレブ~スプリット間で運行しているクロアチア国鉄(Hž)の振子式高速列車です。全席指定制の為、周遊パスを利用するときはパスホルダーチケット(座席指定券)の購入が必要です。パスをご利用すると通常の2割~7割引でお買い求めいただけます。

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クロアチア ザグレブ「弾丸トラベラー必須
時間の活用法」も公開中!!

クロアチア ザグレブ 弾丸トラベラー必見 時間の活用法
カテドラーラ・マリーナ・
ウズネセーニャ ~聖母被昇天大聖堂~

高さ100m以上もあるザグレブを代表する教会。外壁や塔はいつもどこか修復中なのだそうです。内部にはルネサンス様式の祭壇があって、花を片手に静かに祈りを捧げる人たちがたくさんいました。

Orient Express

このカフェの内装は往年の列車をイメージしてつくられたそうです。イスや壁が本当に列車に乗っている気分にさせてくれます。

ドラツ市場

午前に毎日開くドラツ市場。野菜や果物、お肉や魚、なんでもそろうこの市場は「ザグレブの胃袋」って呼ばれているんだって。

聖マルコ教会

屋根のモザイク模様がとってもかわいい聖マルコ教会。おすすめは日曜日に行くこと。12:00と13:00に衛兵の交代式を行うんだって。

Oranzカフェ

朝ごはんを食べたOranzカフェ。ケーキとキッシュの種類が豊富でモーニングからランチまで幅広く使えるお店です。

列車:OBBナイトジェット 2016年12月11日からオーストリアを中心にドイツ、スイス、イタリアの主要都市間を結ぶ夜行列車が、「NIGHTJET(ナイトジェット)」の名前で新たに運行を開始しました。オーストリア国鉄が運行を担当し、オーストリア内と他国の路線、国際線の幅広い区間を網羅しています。
寝台列車は別途寝台料金(座席やお部屋の指定)が必要です。ユーレイルパスをご利用の方は、通常の2割~7割引でパスホルダーチケットを購入することができます。

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オーストリア ザルツブルク モーツァルトの町を散策しよう!
ゲトライデガッセ

「ゲトライデガッセ」とは旧市街のメインストリートにある歩行者専用の道です。
一軒ずつ鉄細工の看板がかかってるんだけど、これは文字の読めない人でもひと目で何のお店かわかるように作られたんだって。

Cafe MOZART

ザルツブルクは、モーツァルトが生まれた町。若きモーツァルトも食べたであろう「ウィンナーシュニッツェル」は薄くて大きいカツレツみたいな感じ。

モーツァルトの小橋

旧市街からモーツァルトの小橋を渡って新市街側に。ここから旧市街を眺めるとカラフルな建物と山々、小橋と川が一望できるのでおすすめです。

ミラベル庭園

ザルツブルクの見どころは旧市街だけではありません!!ミベラル庭園は「サウンド・オブ・ミュージアム」のロケ地になった場所。

列車:OBB(レイルジェット) 2008年より運行を開始した高速列車「レイルジェット」。新しい車両には走行地点と速度を表示する車内モニターが設置されているので自分がどこを移動中なのかが一目瞭然です。2014年12月にはウィーン中央駅が開業されたのでウィーン市内へのアクセスもよくなりました。全席指定制ではないのでユーレイルパスがあれば、そのままご乗車できます♪

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オーストリア ウィーン 貴族文化の都市 ウィーンの見どころ

かつてオーストリアには国王や貴族が多く、王妃や貴婦人たちを喜ばせるためにケーキを始めとするお菓子文化が発達しました。
数々の文豪や芸術家が集った雰囲気のある老舗カフェ、煌びやかなカフェ。
あなたは誰と一緒に本場のカフェをいくつ体験しますか?

Cafe Sacher

5つ星ホテル『ザッハー』の1階にある「Cafe Sacher」はザッハートルテ発祥の名店。濃厚でしっとりとしてて本当に美味しかった!

ベルヴェデーレ宮殿

クリムトの描いた本物の『接吻』は妖艶で甘美、きらびやかなで絵に引き込まれるように20分ほど立ち尽くしていました。ここでは、エゴン・シーレを代表とするセセッシオンの名作を観ることができます。

Cafe Korb

町の中心部にあるテラス付きのカフェ。
とってもいい雰囲気なのにあまり混んでなくて落ち着いて過ごすことができました。
お目当ては「グラーシュ・スープ」。牛肉と野菜がゴロゴロ入ったビーフシチューのようなもの。

市庁舎前のアイストラウム

1月下旬~3月中旬まで市庁舎前広場でアイススケートが楽しめます。
夜に行ったからライトアップされていてとってもきれい。

列車:OBB(レイルジェット) 2008年より運行を開始した高速列車「レイルジェット」。新しい車両には走行地点と速度を表示する車内モニターが設置されているので自分がどこを移動中なのかが一目瞭然です。2014年12月にはウィーン中央駅が開業されたのでウィーン市内へのアクセスもよくなりました。全席指定制ではないのでユーレイルパスがあれば、そのままご乗車できます♪

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チェコ プラハ チェコグルメを堪能する
カレル橋からの夕焼け

プラハで一番有名なスポット。世界から来た観光客がこの橋の上で写真を撮ります。

カレル橋について
天候や訪れる時刻によって異なる姿を見せるカレル橋。15世紀初めに完成された石橋には合計30体の彫像が設置され、その中には日本にも関わり深いフランシスコ・ザビエルの像もあるんです!

La Bastille

プラハにはたくさんカフェがあるのですが、みんなが飲んでいるのはコーヒーではなく、ビール!!チェコではお水よりビールの方が安いくらいこの国の人たちに親しまれてるんだって。

チェコ1号店のスターバックス

カレル橋の近くにチェコ1号店のスターバックスがあります。外の景色が楽しめる窓のそばの席がおすすめ。

トゥルデルニークソフト

プラハに着くとみんなこれを食べてる…ガイドブックに載ってないけど美味しそう…と思って調べてみたら、プラハのパン屋さんが開発したアイスクリームドーナツだって!!
もちもちに焼いたパン生地にシナモンシュガーをたっぷりまぶしてその中にソフトクリームを。最高に美味しいです!

チェコの通貨
チェコではヨーロッパ主流の通貨、ユーロが使われていないのでコルナに両替をする必要があります。 もちろんクレジットカードが普及している大きなホテル、レストラン等では利用できます。 一方で地方の街、安価な食堂では使用ができないことがあるので一定額の現金を持っておきましょう。

プラハからチェスキークルムロフへ向かいます

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チェコ チェスキー・クルムロフ かわいすぎる フォトジェニックな街
城の塔

「世界一美しい町」と言われているチェスキー・クルムロフ。旧市街全体が世界遺産に登録されてるんだって。
オレンジ色の屋根、淡色の空、悠々と流れるモルダウ川、夕暮れ時の空が町を一層オレンジに染めていてとっても美しかったです。

ホスポダ・ナ・ロウジ

チェスキー・クルムロフは南ボヘミア地方に属していて、ここでは淡水魚を使った料理をよく食べるんだって。
カリカリに揚げたマスのフライは中がふわふわしてていい塩加減。チェコの黒ビールとよく合います。

チェスケー・ブジェヨヴィツェ

チェスキー・クルムロフからプラハへ列車で向かう時に途中下車して寄ったチェスケー・ブジェヨヴィツェ。
町並みがカラフルでおさんぽが楽しい!チェコのビール「ブジェヨヴィッキー・ブドヴァル」の発祥の地らしい…

プラハから足を伸ばして人気の街、
チェスキー・クルムロフに行くには…!?

「世界で最も美しい街」と呼ばれているチェスキー・クルムロフは、チェコの首都プラハから約2時間50分で行くことができます。
直通列車もありますが、本数が少ないためチェスケー・ブディヨヴィツェ経由で1回乗り換えが必要となることが多いでしょう。
ユーレイル チェコパスさえあれば、無料で往復ができちゃいます。

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おすすめ鉄道パス

ユーレイルセレクトパス

今回のなつきさんのように【クロアチア、オーストリア、チェコ】といった3カ国を周って旅行される方は、ヨーロッパ26ヶ国から隣接する2、3、4ヶ国を自由に選んで旅をすることができるユーレイルセレクトパスがおすすめです。

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