前田紀至子の欧州鉄道のはなし
(ベルギー・フランス編)
❚2日目

ベルギー2日目は「天井の無い美術館」とも言われる美麗なる街ブルージュを散策。

ベルギー2日目の目的地は、まるで童話の世界のような運河で有名なブルージュ。 ブリュッセルベースの鉄道を使った日帰り旅は、アントワープにブルージュにと、毎日欲張って移動できるのが嬉しい!

ブルージュ駅到着後、駅前のバスに乗り込めば、運河沿いまでの道のりもスムース。

ブルージュに来たら絶対に買いたいレースやリネン類をチェックしたり、鐘楼やマルクト広場、そしてマルクト広場に面しているカフェで一休みしたりと、めいっぱい愉しんだら、再び列車に乗ってブリュッセルへ。今回のユーレイルパスは常に座席が広く快適な一等車両を利用できるチケットだったので、安心した気持ちで移動することができました。

❚3日目

ベルギー最終日であり、フランス初日でもある1日。二つの国を繋ぐのは、もちろん鉄道。

ベルギーの最終日は、ブリュッセル散策を。回りやすく、見どころもたくさんある街ですが、中でも私が気に入ったのは、ヨーロッパ最古のショッピングアーケードの一つ、ギャルリー・サンチュベール。 アール・ヌーヴォーの建築に、軒を連ねるショップの数々。どこまでも女心をくすぐってくれます。屋根があるので、季節や天候を問わず愉しめるのもポイント。

ブリュッセルを満喫したら、タリスに乗ってパリ北駅へ。 ベルギーに対する名残惜しさと、フランスに対する期待。 それらの想いを抱きながら、全席指定の座席でリラックスしていると、そこはもうパリ北駅。 鉄道の旅、もはやあっけなさを感じるほどに快適です。

到着した夜から思い切り満喫できるのがパリの魅力。眠いのも忘れて、思わず出かけたくなる!

せっかくのパリ。最初の夜は少しおめかしして、お気に入りのフレンチレストランへ。 シャンパンで乾杯した瞬間、「これから始まるフランスで過ごす数日間はきっと最高のものになる」そんな想いが確信に変わるから不思議。

この記事の目次

2018年06月22日
前田紀至子の欧州鉄道のはなし(イタリア編)

前回のフランス&ベルギー旅に続く二度目の鉄道旅。行き先は、初めてのイタリア。約一週間かけて、訪れた様々な場所に関する思い出を、魅力溢れる乗り物中心にご紹介したいと思います。

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2018年03月23日
前田紀至子の欧州鉄道のはなし(ベルギー・フランス編)

現在『Hanako』の公式サイト『Hanako.tokyo』にて旅に関するコラムを連載している、ライターの前田紀至子さんに、ヨーロッパ鉄道の旅で見た・感じたステキな魅力を語っていただきました。鉄道旅が楽しくなるヒントがたくさん詰まっています!

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