鉄道・列車で行くナイメーヘン～アムステルダム

ナイメーヘンはオランダ・ヘルダーラント州にある都市で、かつてオランダで一番初めにローマ帝国の都市権を得たオランダ最古の都市です。そのため、いたるところに過去の栄華が残されている大変歴史ある街並みを有しています。歴史が古い街なので博物館が多く存在し、古代ローマ文明の出土品を鑑賞することが可能です。また、おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ街でもあるので、街の散策も一層楽しむことができます。
一方のアムステルダムは同じくオランダ・北ホラント州に位置するオランダ最大の都市で、オランダの首都でもあります。アムステルダム中央駅から市内に網目状に広がる運河が、美しい街並みをより一層引き立てています。美術館や博物館が多く存在し、ゴッホ博物館やアンネ・フランクの家は人気のある観光スポットです。また、この街では自転車での移動が一般的。穏やかな街並みを自転車にのって散策するのもおすすめです。
そんなナイメーヘン―アムステルダム間は距離にして約100km。特急列車である「インターシティ（IC）」とオランダ鉄道（NS）の普通列車を利用して、途中、一度だけ乗り換えをし、約1時間半で到着します。座席は一等席・二等席に分かれており、どちらの座席でも比較的広く、快適に過ごすことができます。車窓からはどこまでも続く田園風景や、可愛らしい家々など、オランダ特有の景色を堪能することができ、時期によってはチューリップ畑をみることもできます。