シティナイトラインは、ドイツを中心にヨーロッパで運行される寝台列車の名前で、また同時にそれを運営する鉄道会社の名称です。
これまでの夜行列車のサービスを超えてホテルと同等のサービスを提供しよう、というコンセプトを掲げて6年がかりで開発、1995年5月より運行を開始しました。
当初はドイツ鉄道、オーストリア国鉄そしてスイス国鉄の3ヶ国の鉄道事業者による出資でしたが、現在はドイツ鉄道の子会社となっています。ドイツ国内のほか、オランダ・デンマーク・スイス・オーストリア・チェコと各国に乗り入れを行っています。
シティナイトラインには、行き先に応じて「Berliner号」、「Orion号」などの名称がつけられていて、ヨーロッパでは人気の高い列車です。
ダブルデッカー仕様の個室寝台車には、洗面台のほかにトイレ・シャワーも備えるデラックスと、洗面台はあるもののトイレ・シャワーは別になっているエコノミーの2種類があり、シングルとダブルは両カテゴリーに、4人部屋はエコノミーのみに用意されています。
デラックスは2階建て車両の2階にあるため、パノラマ仕様の大きな窓からの眺めを楽しむことができ、またベッドとは別にテーブルも用意されています。ただ単に移動手段としての夜行列車ではなく、旅を楽しむことができるのがシティナイトラインの魅力です。
180人に上るクルーが、清潔なベッドと掃除の行き届いた車内、そしてきめ細かなサービスを提供しています。
寝台/クシェット共通
- 各車両専用のアテンダントがサービスを行います。
- 監視カメラによりセキュリティー管理を行っております。
デラックス寝台
2階建て車両の場合は2階となります。
- ウェルカムドリンクによるおもてなし
- オレンジジュース、ミネラルウォーターを各部屋にご用意
- 部屋での朝食サービス(朝食代は運賃に含まれております。)
- ベッドとは別に窓際にテーブルスペースがあります。
- シャワー、トイレ、洗面台、全身ミラーを備えたコンパートメントがあります。
- タオル、各種アメニティーが用意されております。
- ルームサービス用の電話が用意されております。
- パノラマ仕様の窓(ブラインドつき)が備え付けられております。
- エアコン完備です。
- 各部屋のドアは内側から施錠できます。
- ベッドの下に荷物置き場があります。
*相部屋の場合、男女別となります。カップルや家族でご利用の場合は、同室となります。
エコノミー寝台
2階建て車両の場合は1階となります。(一部2階の車両もあります。)
- ミネラルウォーターを各部屋にご用意
- 各個室に洗面台が備えられています。
- ブラインド付きの窓が備え付けられております。
- 部屋での朝食サービス(朝食代は運賃に含まれております。)
- エアコンを完備。
- 各部屋のドアは内側から施錠できます。
- トイレは車両の端にあります。
*相部屋の場合、男女別となります。カップルや家族でご利用の場合、同室となります。
クシェット(簡易寝台)
男女相部屋となります。
- エアコンを完備。
- それぞれのベッドに読書灯と棚がついています。
- 最下段のベッドの下に荷物置き場があります。
- 女性専用コンパートメントがあります。
- トイレと洗面台は車両の端にあります。
- 共用のテーブルが備え付けられています。
- オープンサロン形式のゆったりとしたシート。
- 座席上部を覆うヘッドレストに読書灯が据えつけられています。
- シート部分が通路部分より高くなる段差がついています。
- 毛布とクッションを貸し出しています。(別途料金がかかります。)
*シティナイトラインは、全車両が禁煙となります。


- 食堂車、ラウンジカーを連結しています。(Semper号 、Orion号、 Vega号を除きます。)
- 食堂車はディナーと朝食時に利用可能。
(レストランは深夜2:00まで、バーラウンジは終夜営業を行っております。) - ディナーの予約は車内でのみ受け付けています。車掌に予約の旨をお伝えください。
- ラウンジ車両の一部に喫煙コーナーを用意しております。
通年運行
| 主要路線 | 発/着 | 所要時間 |
|---|---|---|
| Berliner号 | チューリヒ〜ベルリン | 約12時間 |
| Semper号 | チューリヒ〜ドレスデン | 約12時間40分 |
| Komet号 | チューリヒ〜ハンブルグ | 約12時間 |
| Pegasus号 | チューリヒ〜アムステルダム | 約11時間50分 |
| Orion号 | ミュンヘン〜プラハ | 約10時間50分 |
| Donau Kurier号 | ドルトムント〜ウィーン | 約14時間 |
| Pollux号 | アムステルダム〜ミュンヘン | 約10時間40分 |
季節運行
| 主要路線 | 発/着 | 所要時間 |
|---|---|---|
| Aurora号 | バーゼル〜コペンハーゲン | 約15時間50分 |
| Vega号 | バーゼル〜ビンツ | 約16時間 |
| 主要路線 | 停車駅 |
|---|---|
| Berliner号 | カールスルーエ、マンハイム、フランクフルト、ハノーバー |
| Semper号 | バーゼル、カールスルーエ、マンハイム、フランクフルト、エルフルト、ライプチヒ |
| Komet号 | バーゼル、カールスルーエ、ドルトムント、ブレーメン |
| Pegasus号 | バーゼル、カールスルーエ、ボン、ケルン、デュッセルドルフ、デュイスブルク、ユトレヒト |
| Orion号 | アウグスブルグ、エルフルト、ライプチヒ、ドレスデン |
| Donau Kurier号 | ボーフム、エッセン、デュイスブルク、デュッセルドルフ、ケルン、ボン、コブレンツ、マインツ、フランクフルト、マンハイム、ザルツブルク、リンツ |
| Pollux号 | ユトレヒト、デュイスブルク、デュッセルドルフ、ケルン、ボン、シュツットガルト、ウルム、アウグスブルグ、ミュンヘンなど |
| Aurora号 | カールスルーエ、マンハイム、フランクフルト、フレンスブルグ |
| Vega号 | カールスルーエ、マンハイム、フランクフルト、ロストック |
シティナイトラインのチケットは、乗車券と寝台券がセットとなった包括運賃チケットとなっております。ご乗車にあたり、必ず事前に寝台の予約が必要になります。予約は乗車日の90 日前から可能です。
| 料金プラン | 内容 |
|---|---|
| ノーマル料金 | 通常料金となります。子供料金は、乗車日に6歳以上15歳未満の場合に適用。 ただし、6歳未満で寝台を使用せず両親と同じベッドを利用する場合は無料です。 キャンセルおよび変更が可能です。(別途手数料がかかります。) |
| 早割り料金 | 発券後の予約変更、および払い戻しはできません。 *ノーマル料金に対し、お席の数が少なくなっております。 |
| パスホルダー料金(注) | 有効な下記のパスをお持ちの方に適用。 *ノーマル料金に対し、お席の数が少なくなっております。 *パスのみではシティナイトラインに乗車できません。 必ず事前にパスホルダー料金にてチケットを購入する必要があります。 |
(乗車区間の全区間をカバーするパス所持者に適用されます)
移動が3カ国にまたがる場合はユーレイルグローバルパス
出発国・目的国・および通過国が選択されたユーレイルセレクトパス
2カ国の場合は出発国と目的国の両方をカバーするパス
*一部の国のみがカバーされているパスをお持ちの方はお問い合わせください。
*注意:
- フレキシータイプのパスでパスホルダー料金を利用する場合、乗車日の翌日をパスの使用日としてご記入ください。(19時ルール(注)が適用されます。)
- パスホルダー料金を利用する場合は、列車乗車までに所持するパスをヴァリデーション(注)しておかなければなりません。
(注)パスホルダー料金について:
パスを乗車券の代わりに利用し、座席指定券のみを差額で購入すること。
(注)パスのバリデーションについて
パスは、そのままではご利用になれません。ご乗車の前に必ず駅窓口でパスポートとパスを提示し、乗車開始の手続きをする必要があります。
また、フレキシータイプのパスをご利用の場合、乗車日ごとに日付を記入する必要があります。
なお、パスは発券後6ヶ月以内に使用を開始しないと期限切れになってしまいます。期限の切れたパスの再発行はできませんので、十分注意してください。
弊社でもバリデーションができますので、ぜひご利用下さい。一枚あたり1,000円/1名様となります。
(一度バリデーションを行ったパスは払戻できませんので、ご注意下さい。)
(注)19時ルール:フレキシータイプのパスを利用している方が19時以降の夜行列車を利用する場合には、乗車の日程が2日にまたがっていても、2日分をカウントせずに翌日の日付だけで乗車できるルールのこと。
| 料金プラン | キャンセルおよび払戻条件 |
|---|---|
| ノーマル料金 | 変更及びキャンセルの際は、日本出発5日前までに弊社宛にチケットをご送付下さい。 手数料15%(最低\2000)がかかります。それ以後のキャンセルおよび変更はできません。 |
| 早割り料金 | 発券後の変更及びキャンセルはできません。 |
| パスホルダー料金 | 発券後の変更及びキャンセルはできません。 |
シティナイトラインの乗車時に特別なチェックイン手続き等はありません。そのままご乗車ください。
チケットの確認とパスポートコントロールは、車内にて行なわれます。
*上記内容は予告なく変更となる可能性があります。









